色素増感太陽電池(DSC)、有機薄膜太陽電池(OSC)
太陽電池研究開発の分野では、色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池は将来の低コスト太陽電池として有望視されています。
これらの太陽電池において、電極材料や色素などのあらゆる部材のエネルギーレベルのマッチングを数値化して比較する研究が行われています。
大気中光電子分光装置AC-2, AC-3は、色素増感太陽電池や有機薄膜太陽電池に用いられる材料の仕事関数・イオン化ポテンシャルの測定に使われています。
ここでは、代表的な色素増感太陽電池および有機薄膜太陽電池の構造と、測定例を紹介いたします。なお、これらの他のタイプの太陽電池材料に関しても、仕事関数・イオン化ポテンシャルの測定に使われていますので、詳しくはお問い合わせください。
代表的な色素増感太陽電池(DSC)および有機薄膜太陽電池(OSC)の構造
- 色素増感太陽電池は、ヨウ素溶液を介した電気化学的なセル構造を持つ太陽電池です。

Fig. 1 代表的な色素増感太陽電池(DSC)の構造- 有機薄膜太陽電池は、導電性ポリマーやフラーレンなどを組み合わせた太陽電池です。

Fig. 2 代表的な有機薄膜太陽電池(OSC)の構造
代表的な色素の測定例
- 色素増感太陽電池に用いられる代表的な色素N3の測定結果です。(AC-3で測定しました)

Fig. 3 色素増感太陽電池(DSC)に用いられる代表的な色素の測定例- 試料提供:東京大学先端科学技術研究センター 内田 聡 准教授
- Reference
- 1) Y. Nakajima, D. Yamashita, A. Ishizaki, B. Pellissir, and M. Uda, MRS 2007 Fall Meeting, F4.2 (2007.11.27), Boston
- 2) D. Yamashita, A. Ishizaki, Y. Nakajima and M. Uda, J. Surf. Anal. Vol.14, No.4 (2008) 433

色素増感太陽電池
仕事関数・イオン化ポテンシャルの測定原理
対象装置
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